ヨーガというと美容や身体の健康のための運動と捉えられている方が多いかと思います。ただ、これは正しくて間違っているかなぁなんて思います。間違っているというよりかは足りてないという感じでしょうか?
皆さんがよく目にするヨーガはハタヨーガ(ヨガ)です。身体や呼吸を使うヨーガは流派は色々あれど、すべてハタヨーガになります。だいたい日本でいえば鎌倉時代辺りに確立されたヨーガです。
しかしながらヨーガの歴史はもっと深く、五千年くらいまえに遡っていきます。そしてそれは精神統一法と言えるものです。
特に伝統的なヨーガの中の以下の3つは現代人の私たちに必要な事を教えてくれます。実際、私もこれらのヨーガを行う事で随分と楽に生きられるようになってきました。
*ラージャヨーガ(心理的なヨーガ)*
心とは? 心は何に乱されているのか? そんな心をどうやってコントロールできるのか? というような心のヨーガです。
*ジュニャーナヨーガ(哲学的ヨーガ)*
人生をどう生きていけばよいのか? そのための智慧のヨーガです。
*カルマヨーガ(行為のヨーガ)*
日々の生活をどう生きれば、穏やかに自由で幸せに生きられるかという教えのヨーガ
ヨーガはAway of life(生きる方法)とも言われますが、頷けるところです。
精神を安定させ、自分自身を洞察する生き方です。それは極めて個人的な心の旅であり、一人ひとり違う旅なのです。
心と身体は繋がっていますのでこうした心の安定が図られれば、心の治癒力にスイッチが入り、それはそのまま身体の治癒力にスイッチが入ります。そして、善循環が生まれ、心も身体も健やかになっていくのです。
運動のようにヨーガを行ったり、自律神経など身体の機能だけにフォーカスすることも悪くないですが、その先にもっと面白い世界があるのにな~なんて思う今日この頃です。
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