2018年8月31日金曜日

セルフケアを続けるための3つのポイント。

よく言われることですが、セルフケアって大切です。

身体の調子が悪い場合でも、こころの調子が悪い場合でも、セルフケはともて有効です。でもやり方にちょっとしたコツがあると思うのです。

◇その1:気負わないこと(笑)
セルフケアといって、途端にすごいことをやろうとする人がいます。昨日まで何もやっていなかったのに、続くわけがありません…。セルフケアのポイントは続けること。続けるためには3つのポイントがあります。

1. 簡単、お手軽なこと
2. コストパフォーマンスがいいこと
3. 美味しい、気持ちいいなど快適であること

です。正直なところ、セルフケアの種類はなんでもいいと思います。自分がこれはいい!と思ったものが効くのですから。

◇その2:色々なバリエーションを取り揃えて置くこと。
なぜなら、飽きるから(笑) 悲しいかな人間は飽きる生き物なのです。であれば、自分にあったセルフケアを色々取り揃えておけばいいのです。それに、色々あれば、その日の調子に合わせてケアすることも可能になります。

◇その3:「自分<でも>守る」という感覚
くそ真面目に取り組まないことです。確かに自分のことなので自分でやるしかしょうがない部分もあります。でも、「自分の身は自分で守る」となるとチョット荷が重いというか、げんなりしちゃいます(私は…)。なので、「自分の身は自分<でも>守る」くらいの感覚でいたほうがいいような気がしています。

1時間のじっくりセルフケアが3日も続かないのなら、3分の簡単セルフケアを続けたほうがずっと効果があるものです。セルフケア、手を抜いて楽しんでみませんか?



2018年8月28日火曜日

9月のスケジュール

まだまだ残暑が続きますが、季節は少しずつ、でも確実に進んでいます。先日、畑に行く途中に栗がちらほら落ちていました。



9月のスケジュールです。9月からは新しくはじまるクラスもありますので、どうぞご活用ください。

NEW 【ヨガの杜】ケアする側の人のためのヨーガセラピー
□9/3・10・17・24(月):10:30~11:10
□ヨガの杜

NEW 【岩倉】ケアする側の人のためのヨーガセラピー
□9/11・25(火):11:00~12:10
□岩倉市生涯学習センター(2時間無料の駐車場/4時間無料の駐輪場有り)

NEW 【岩倉】ゆるやかヨーガ
□9/11・25(火):9:30~10:40
□会場が岩倉市生涯学習センターに変更になります。(2時間無料の駐車場/4時間無料の駐輪場有り)

【名古屋】こころとつながるヨーガ
□9/28(金):19:00~21:30
□テーマ:アスティヤ(盗まない・奪わない)

★ホリコミWSは日程が決まり次第UPします。

お問合せだけでもお気軽にどうぞ。

読書。

多分、わりと本を読む方じゃないかなぁと思っています。以前はいっぺんに3~4冊を同時並行的に読んでいましたが、最近は一冊ずつ読むようにしています。それによって読む冊数が減ったという事もないので、まぁいいかなと思っています。

私は電車での移動時間も多いので、そんな時は数冊持ち込んでいたのですが、この春に購入したKindleのおかげで、随分と荷物が軽くなりました。

最近、ちょっとお気に入りなのは、畑作業の休憩時間に(日中は暑くて動けないので)、日陰に椅子を並べて、ごろ~っと横になり、風を感じながら読書をすることです。行儀悪いですが、なんとも贅沢な時間♪

どうしても読む本の種類は偏ってしまうのですが(特に今はものすごい偏り・笑)、それを解消しているのが、読書朝食会です。季節ごとに開催という、ゆる~い開催率の会ですが、ここで自分では読まないような本を知ることができるので、私にとっては非常に貴重な時間です。

さらに本当の意味での本の面白さやすばらしさに触れる機会でもあります。本の内容という事よりも、本を通して、それぞれの人生や思いを教えて頂く機会でもあるからです。それは彼氏にすすめられて、とか、人生の一冊だったり、亡くなったお母さまとの思い出だったり。思いがけず、本の背景にある様々な思いに触れる瞬間に、その本の魅力が輝きだします。

それが、読書をすることの楽しみであり、醍醐味だと思うのです。これは狙ってできるものではない分、そんな本に出合った時の感動はひとしおです。

ただ、情報を得る、知識を得るというだけであれば本じゃなくても十分対応できるのかもしれません。活字離れが言われて随分経ちますが、そういう本の醍醐味を知ってしまうと、もう、離れることはできません(笑)

読書、おすすめです♪

2018年8月27日月曜日

【開催報告】セラピスト・ボディーワーカ―のための心の治癒力を引き出し施術効果をあげるホリスティックコミュニケーションWS

先週の土曜日に【セラピスト・ボディーワーカ―のための心の治癒力を引き出し施術効果をあげるホリスティックコミュニケーションWS】を開催しました。


参加者の方のお声はこちらから ⇒ http://yoganicca.com/wsvoice

今回もなるべくワークを多くとり、実際に体験してもらうために、ホリコミの実践セミナー同様、ご自身の実際の問題を出してもらいながら、ワークを行っていきました。実は、セラピストとして体験することも大切ですが、クライアントとしての体験をしてもらうことも同じくらい…それ以上に大切なことです。

多くの方は傾聴主体のカウンセリングについては多少なりとも学んでいらっしゃる方がほとんどだと思います。

傾聴は間違いなく必須です。ここが上手にできないと次の一歩を間違えてしまいますので、当に土台部分となります。しかし、ホリコミは傾聴のその先を見据えたコミュニケーション法です。

*傾聴は慎重に行うのに、それ以外の部分は無自覚になっていませんか?
*自分の聞きたいことを聞いているだけの質問を投げていませんか?
*共感が大切だからといって、共感する事が目的になっていませんか?
*クライアントさんの色々を掘り下げるだけ掘り下げて(分析して)、その後をほったらかしにしていませんか?
*そもそもクライアントさんとコミュニケーションをとるのが苦手だったりしませんか?

まだまだありますが、これは本当にもったいないことです。いくら主となる専門的な知識や技術を磨いたとしても、その周辺に位置するコミュニケーションが上手にできなければ、その力は充分に発揮できません。

傾聴を主にしようが、セラピー等の場面においては、コミュニケーションに限らずイニシアチブをとるのはセラピストやボディーワーカー側にあります。だからこそ、どのように会話を組み立てるのか、その責任があるのです。

クライアントさんを傷つけることなく、さらに助けになる、そしてセラピスト側にも助けになる善循環を生みだすコミュニケーションがあるという事を一人でも多くのセラピスト・ボディーワーカ―の方に知ってもらいたいと、改めて思った日となりました。

9月以降のスケジュールはまだ未定ですが、決まり次第UPします。ご興味のある方は是非一度、体験してみてください。

最後に、お忙しい中遠くからご参加いただき、本当にありがとうございました。




【開催報告】こころとつながるヨーガ(第4回)


先週の金曜日はこころとつながるヨーガの日でした。このクラスは「自分と上手に関わる」ということを軸に進めている、座学と対話とワークのクラスです。

先月から毎回のテーマにヤーマ・ニヤーマの項目を一つずつ取り上げて行なっています。先月は<アヒムサー・非暴力>そして8月のテーマは<サティア・不嘘>でした。

嘘をつかない。
まるで道徳のようですか?(笑)

でも日常生活の中で嘘をつかないで過ごすって実は結構難しいです。

例えば、何かしらの目標設定をしたとします。よくありがちなのは、今の自分に見あわない、大きな設定を立ててしまい、三日坊主どころか、一日坊主で終わってしまう…そんなことはありませんか?

これは不嘘に反します。
自分に嘘をついているという事になるからです。

私は昔、ヨーガを始めたばかりの頃、毎日30分は最低ヨ―ガをやる!という目標をたてました。が、一日目にして30分達成できず…という事がありました(笑)では、どれくらいなら、毎日続けられるかなぁ…と目標を小さく、小さく、小さく…していった結果、なんと、「朝マットに触る」というところまで目標設定は小さくなりました。

これは自分としてもなかなか衝撃的な結果でしたが、これなら続けることは苦なく可能だったのです。

しかし、人と言うのは面白いもので、触ってみると、マットを引いてしまうわけです。引いてみると、ちょっと動いたりしちゃう。あっという間に目標達成です(笑)そして、今に繋がっています。

こんな小さな目標ですが、自分に嘘をつかずに行うと、それは小さな自己信頼につながっていきます。こうした小さな信頼の積み重ねが、大きな自分への信頼と繋がっていくのです。

<嘘をつかない>と言うのは、今の自分自身を見つめる事であり、同時に自分への信頼を培っていく力となるものです。

これは<嘘をつかない>ということの一つの側面にすぎません。参加者の皆さんには毎週メールをお送りしますが、皆さんも、これから一ヶ月、色々な日常場面を通して、このテーマに取り組んでみると色々と新しい発見があって面白いかもしれません♪

ご参加の皆様、ありがとうございました。
次回は9/28(金)、テーマはアスティヤ(盗まない)です。
http://yoganicca.com/tsunagaruws

2018年8月24日金曜日

自分と向き合う難しさ。

私もよく使いますが「自分と向き合う」ということ。
これって、結構シンドイことです。

ただ、一般的にみてみると、ちょっとキラキラしたステキな事のようなイメージがあったり、とっても簡単な事のように書いてあったり、静寂の中で浄化されるような清々しさの部分だけを感じさせるような場合が多いように感じます。

綺麗な言葉で蓋をして、観た風にしても良いとは思いますが、多分これは一見解消されたように感じますが、実際は問題を複雑にするのと同時に、<自分が好ましいと思う自分とだけ向き合う>という事かな、と思います。

でも、実際はだいぶ違います。好ましかろうが、不快であろうが、向き合います。自分と向き合うというのは、正しくは<自分のエゴと向きあう>という事です。だからこそ、なんの手段も持たずに本当にやろうとすると、かなりキツイのです。

ちなみに、私自身は昔、キツクて嫌になった時期がありました(笑)
自分と向き合うにはそれなりの「お作法」が必要なのだと思います。そうでなければただただ傷ついたり、ありもしない別の問題を生み出してしまうからです。

この「お作法」を身につけることの一つが、身体や呼吸の声を聴いたり、ヨーガでいう所のヤーマ・ニヤーマや、仏教では十善なんだと思います。

実際に身体を使ってみると分かります。
身体や呼吸は「この辺で~」と言っているのに、頭の中の、こうやったほうが良い、こうしたい、~しなければならない、という方を優先してしまいます。身体や呼吸に合わせると物足りなさまで感じる始末です。でもこんなことを繰り返していれば当然、身体を壊す結果を招きます。

また一方で、追い求めれば取り除くべき原因にたどり着くと思って、がむしゃらに追い求めたりしがちです。逆に、これは良い!と思うと同じようにがむしゃらに追い求めます(例えば感謝の押し売り的な…)。いずれにせよ、やはりバランスを崩します…。

心と身体は一つです。でも心は良くも悪くも暴走しがちです。
だからこそ、見える身体や感じ取れる呼吸、ヤーマやニヤーマと言った教えが、心と身体のスピードや力づよさのバランスを取り続けるための力となるのです。

ただ「気づく」。それ以上を追い求めない姿勢の難しさ。
一足飛びに進む事はできないかもせれませんが(まれに進んじゃう人もいますが)、今の自分のペースに合わせて「気づく」という事が、自分と向き合うために求められる大切なことかなと思っています。


2018年8月20日月曜日

ホリスティックコミュニケーション実践セミナー・京都第27期が始まりました。

この週末から黒丸先生のホリスティックコミュニケーション実践セミナー・京都第27期が始まりました。

今回も、医療関係やセラピストの方から会社経営の方まで様々な職種の方が学ばれています。そして、相変わらずの再受講率!(笑)

ホリスティックコミュニケーションの特色の一つは、実践的で現実的ということです。それは黒丸先生が臨床と言う場面で目の前の患者さんを何とかしなくていけない、という中で培われたものだからです。

なので、いわゆる心理療法などで言われる理想的な話と現実問題のギャップなどをふまえて色々(赤裸々に?)とお話をしてくださいます。

始めたばかりの皆さんは(私もそうでしたが)、右利きの方が左手で字を書くような難しさがあります。それはホリスティックな療法をされている方だとしても同じです。ホリスティックという抽象的なことがらを、言葉を使ったコミュニケーションという技術を使って、具体性をもたせるという作業は本当に難しいことですが、参加される皆さんの多くは4ヶ月後に実感として変化を感じられています。

これから4ヶ月、私も脳みそフル回転で学びを深めていこうと思っています。


2018年8月16日木曜日

【8月~12月】こころとつながるヨーガスケジュール

年内の<こころとつながるヨーガ>のスケジュールです。

8月24日(金)テーマ:正直に・嘘をつかない
9月28日(金)テーマ:盗まない・奪わない
10月26日(金)テーマ:禁欲・不過度
11月23日(祝・金)テーマ:貪欲にならない
12月21日(金)テーマ:清浄 ←12月は第3週になります。

自分と上手につながるために、必要な事は、自分の思考を疑うことだといえます。
本当にそうなのか?と。

ここでの作業はイメージしている自分と実際の自分のギャップに気づく作業です。
とはいえ、じゃあ気づきましょうといって「頭」の中だけの作業では実はあまり意味がありません。なぜかと言えば、イメージしたり言語化しているのも「頭」だからです。

違う角度からのアプローチが必要です。
だから身体や呼吸が必要なんです。

そしてもう一つ、照らし合わせる基準が必要です。それが教えです。
教えは頭で考える事ではありません。それを「日常」という場面で実際の行動・行為(身体)として行うことです。

なので、このクラスの完成度を上げるためにはそれぞれの日常が不可欠なのです。なるべく日常で取り組みやすいように週に一回、参加者の方にはメールを差し上げております。
自分の思考や思い込みが自分の首を絞めている…そんなことは誰でもよくある事です。
思い込みを変えるのではなく、思い込みが緩むことで起きる自分自身の変化を体験してみてください。

こうした変化はなかなか文字にしにくいので、実体験を♪
ご興味がありましたら、ぜひお越しくださいませ。

お申込・お問合せは ⇒ http://yoganicca.com/tsunagaruws

2018年8月13日月曜日

郡上踊り。

今年も行ってきました、郡上踊り。
これで3年連続です。














それまではなんとも思っていなかったのに、行き始めてからというもの、時期か近づいてくるとムズムズしてしまうのが不思議です(笑)阿波踊り、やヨサコイなど日本には様々な盆踊り(?)がありますが、郡上踊りは風情もあり、ローカル感もありつつでおススメです。春駒♪がかかるとテンションが上がる自分が日本人だなぁ~なんて思ったりまします。

今年は郡上八幡も暑かったですが、こんな風景が涼感を呼んでくれます。














今年はスケジュールの都合で徹夜踊りには参加できませんでしたが、また機会があれば徹夜踊りで参加したいです。

そして昨日は一足先にお墓参り。
子供のころから行っている、父の実家へ。
昨年、伯母が無くなり、今年は初盆ということもあり、親戚のみんなが続々と集まってきました。亡くなってから人が集まるというのも、なんだかな感じではありますが、でもこうやって故人やご先祖様が親戚の繋がりを結びなおしてくれているような気がします。














子供のころから行き慣れた場所ですがいわゆる限界過疎地。
でもこの時期ばかりは子供たちの声が響いています。

今年のお盆はあちこちお墓参り。
そんな歳になってきました(笑)

皆さまも良いお盆休みを。

2018年8月9日木曜日

カウンセリングを超えるコミュニケーションの力。

コミュニケーションを介してやり取りされる「言葉」の力は言葉単体の持つ静的な力でなく、相互にダイナミックに働き続ける動的な力です。それは、身体の治癒力をこえて、心の治癒力に働きかけます。セラピストの知識や技術、雰囲気や場の力…それらが届くも届かないも、セラピストの関わり方、つまりコミュニケーション次第なのです。

セラピーや治療と言う場面をイメージしてみてください。
施術者がいて、クライアントさんがいて、その間をつなぐのが施術者の持つ知識と技術。

だけではありません。
お部屋の雰囲気に気をつけたり、施術に使うベッドやタオルなどに気をつけたり、香りに気をつけたり、施術者自身のたたずまいに気をつけたり…。色々あると思います。

私たちセラピストはセラピーにおいて施術や知識だけでは足りないことは経験的に分かっています。しかし、それら一つひとつのパーツを作り上げても、それらが上手く作用するためのスイッチが押されなければ、あまり意味はありません。

そうしたそれぞれぞれのパーツを包み込み、繋げ、相互作用を引き出す誘因となるのがコミュニケーション、つまり、セラピストの関わり方です。

セラピストのためのコミュニケーションと言うと、すぐにカウンセリングに結び付けてしまいがちですが、そうではありません。もちろん、カウンセリングでも使えますが、クライアントさんとの対話全てが含まれます。

コミュニケーションの重要性はセラピストととして私自身も痛感しています。
ヨーガ療法士の養成講座は当時で5年くらい(長い!!・笑)なので、その中でカウンセリングの講義時間は他の養成講座なんかに比べると格段に多く本格的でした。

ただ、実際に自分がセラピストをやりだして、すぐに分かったことなんですが、セラピーと言う場面ではなかなか使いにくなぁということです。

お問合せがあり、お申込みいただき、実際にお会いし、カウンセリング、施術、色々なおしゃべり、フォローをして。

ザックリ書いたこれだけでも、カウンセリングって一部なんです。
それ以上に、クライアントさんと色々関わっているんです。そして、よくよく考えてみると、このカウンセリングの関わりかただけどうも不自然(笑)

オウム返し…必ず習いますよね。
ミラーリングとか…。
質問をせずにただ聴く…とか。

私、結構まじめちゃんなんで、ちゃんとやっていたんです。(最初のうちは)
でもダメでした(笑)もちろん上手くやってのける人もいると思うのですが、カウンセリングではなく、ある特定の技術を使ったセラピーや施術の場合、これだけでは当然上手くいくわけがないのです。

それともう一つ。特に全体性とかホリスティックという視点で施術をされている方。これもまた一般的に言われているカウンセリングの手法は向かないと実感しています。なぜかと言えば、決定的に視点が違っているからです。

ホリスティックと言う言葉は、あまりに漠然としているので其々に意味合いが違うと思うのですが、私はつながりや関係性だと思っています。原因を探し出す視点はこの関係性やつながりをブチブチと切ってしまうからです。わたしはこれをクローズな視点と言っていますが、関係性やつながりの視点はオープンな視点で全く逆のベクトルです。

つまり施術の意図とコミュニケーションの意図がちぐはぐ。セラピスト側も、よく分からない不全感が残るし、ねじれてるわけですから、抱えなくていい精神的な負荷が結構かかります。当然、クライアントさんにとっても良いわけがありません。

よくセラピストや治療家の方から

*初診のクライアントさんにどう接していいか分からない。
*クライアントさんとの会話が苦手。
*クライアントさんの負のパワーに巻き込まれないようにするために、セラピーに関すること以外あまり関わらないようにしている。
*なんとか助けてあげたい!!と、気がついたら全身全霊で受け止てしまい、ご自身がバーンアウトし、セラピストを辞めようと思う。
*クライアントさんに共感できない。

という言葉をききます。

これらの事はすべてセラピストの関わり方、つまりコミュニケーションの問題です。とっても素敵でまじめなセラピストや治療家さんなのに、その方法を知らないがために損してるのは、もったいないなぁと個人的には思います。

私たちは当たり前に日本語が使え、特にコミュニケーションが得意な人ほど、コミュニケーションについて考えることはないと思います。
でも施術や治療という場面に必要なコミュニケーション法があります。これは日常で使っているコミュニケーションをそのまま持ち込むことはできないという事です。

そろそろ、施術時の自分のコミュニケーションについてちょっと振り返ってみませんか?




セラピスト・ボディーワーカーのための
心の治癒力を引き出し施術効果をあげる
ホリスティックコミュニケーション法


□日時:8/25(土)14:30~18:00
□料金:5,000円
□会場:roomCREA(名古屋市千種区)

詳細はこちらをご覧ください ⇒ http://yoganicca.com/holicommu2018
受講者の方の声をご参考ください ⇒ http://yoganicca.com/wsvoice

ホリスティックコミュニケーションの大きな特徴

1. セラピーや治療を変えることなく、“コミュニケーションの効果”を足して使える
2. すぐに使うことができる
3. 自分自身に、そしてクライアントさんに負荷をかけることなく施術効果があがる

ホリスティックコミュニケーションはホリスティック医学協会副会長で現・彦根市立病院緩和ケア部長の黒丸尊治先生が心療内科時代から今に至るまで実際の臨床の場で使い、構築されてきた方法です。この講座は黒丸先生から直接トレーニングを受けている認定カウンセラーが担当します。

黒丸先生主催のホリスティックコミュニケーション実践セミナーは東京と京都で開催されています。ご興味のある方はこちらもご覧ください ⇒ http://kuromarutakaharu.com/

2018年8月7日火曜日

死について。

「死」について。

重いテーマだけど、誰もが100%の致死率で生きているので避けて通れない出来事。それに、この高齢化社会を迎えて、私たちは多くの「死」に「突然」対面することになって慌てているし、不安もあったりします。だからこそ、色々なところで「死」についてのワークショップや講演会が開催されているし、本もたくさん出ているわけです。

これはまだまだ深めていかなければいけない事柄なので、あくまでも今現在の私の考えです。今回は備忘録のブログ。

死を考えることは生を考えること。つまり生=死であり、死=生。

確かにそうだと思います。思うのですが…、こういうたぐいの話になると、まず最初に出てくるのが「死にざま」の話。管に繋がれて死にたくない、家族のもとで、植物が枯れる様に、中には自分で死を決める…など色々あると思うのですが、自分の死にたい死にざまで死ねる人が一体どれほどいるんだろうか…と思うのです。

「理想の死」。死の形を明確に設定すればするほど本人も周りの家族も苦しむような気がします。

そして、その「理想の死」をもとに、生き方を考えるわけです。多くの場合この生き方は仕事や家族、さまざまな種類はあれど、「どう自己実現するのか」という話だったりします。計画をたて、それを達成し…。

自己実現が叶えば理想の死を迎えれるのか?
疑問です。

生=死、死=生と言いながらも、この発想は死の直前の事柄までの視点。つまり生だけなように思うのです。生と死が分離している感じです。

多分、本質的に「死」そのものについて意味を見いだせていないからだろうし、結局きれいごとにしてしまっているように思います。
死とはなんだろう? 私の存在とは何だろう?
もはや医療や心理という事だけでは言い切れない内容です。

昔(大昔)の文献をみてみても、たくさんの死についての書や絵図が残っていることから「死」についての問題は究極的な問題だったということは想像に難くないことです。環境も様々な背景も今と昔では違うので全てを参考にすることはできないですが、ただ、死に対しての創造性や柔軟性は格段に今よりあったことは間違いありません。

…ということで、直球で文章も書けませんし、だから全くまとまっていません。更にひとつも答えは出ていませんが、今日はこの辺まで。

一年後どの程度自分の考えを吐露できるようになっているのか。自分自身に期待を込めて(笑)

2018年8月6日月曜日

高野山に行ってきました。

7月の下旬から、大学院のスクーリングで高野山に行っていました。今年は高野山も例年より暑い日が多いようですが、朝晩は涼しく、まだ、アジサイが咲いていました。



ちなみに、よく間違われるのですが、私は修行しているわけではありません(笑)。普通の大学院生です。確かに学内には加行道場があったり、瞑想の部屋がありますが、校舎はいたって普通です(笑)


今回は密教や仏教の美術について学んできました。高野山の良いところは、大学内だけではなく、大学から一歩外に出ても、学ぶ環境だという事です。高野山に滞在している時はなるべく奥の院の朝の勤行には参加するようにしています。


ちなみに、こんなことを言うと怒られそうですが、高速般若心経(3回)が個人的にはかなりツボです。さらに言えば、私は今だに覚えていません…。

今回のスクーリングで自宅の近隣になかなか面白いお寺さんがある事を知ったので、近いうちにフィールドワークしてくる予定です。でも課題もたくさんあるので、暑さで心が折れそうですが、なんとか乗り切っていこうと思います。

高野山まで名古屋から電車で5時間。意外とすぐ行けます♪ ご興味がある方は一度、高野山まで足を延ばしてみてください。