2018年10月31日水曜日

こんなに自分の事、身体も頭(心)も含めて分かっていなかったなんて!!!

プライベートセッションでヨーガセラピーを受けられたクライアントのSさま。

セッションが終わった後の第一声が

「こんなに自分の事、身体も頭も含めて分かっていなかったなんて!!!」と。

そうなんです。ほとんどの方が自分の身体のことや、
ましてや心(感情や思考)のことは、
当たり前すぎて意識を向けていないので、
実際はよく分かっていないものなんです。


「ポーズを重ねていくうちに心地よい感覚、

悪い感覚の両方を感じる事が出来ました。

自分の声の持つ“音の力”は発見でした。

声がこんなに心地いいとは…。」

セッションが進むにつれて
どんどん、血色がよくなり、
肩の力が抜けていく様子は
目をみはるばかりでした。

ヨーガセラピーでは、自分の声を使います。
声って本当に気持ちが良いんですよ。
声の振動が体中に広がっていく感じは
普段ではなかなか体験できないかもしれません。

使うものは声や呼吸、そして身体。
それだけです。
なので覚えてしまえば
いつでも、どこでもできます。

声や身体呼吸など、一番自分の近くのものに意識を向けることで
内側からゆるやかに緊張がゆるみ、
緩やかに日常が中断していきます。

そして初めて、見えてくるものがあるのです。

心と身体のちぐはぐを整える前に
まずは身体のつながりや身体の感覚を取り戻すことが先決です。



心身の不調、人間関係での悩み、感情のコントロール
仕事上でのストレス、将来への不安など
色々な悩みがあれど、共通して心がかかわっています。

もし、身体からのアプローチをされていなくて、
それほどの変化がないのであれば、
一度試してみてください。
今がその時かもしれません。

プライベートセッションについてはこちらをご覧ください
プライベートセッション






2018年10月30日火曜日

イメージしていたヨーガと随分違ったけど、気持ちよかった。

毎週月曜日にはヨガの杜で、第2・4火曜日の午前中は岩倉市生涯学習センターで「ケアする側のヨーガセラピーのクラス」を開催しています。



参加していただいた方からは

「イメージしていたヨーガと随分違ったけど、気持ちよかった」
イメージと違う…はどのクラス・WSでも言われがち(笑)

「週の頭に静かに向き合う時間を持つことで

ものごと優先順位をつけられるようになった」


「やるべきこと、自分ができる事、やりたいことが

ハッキリわかり、無理をしなくなった」


「呼吸の力を改めて感じました…」

などのご感想を頂いています。
ありがとうございます♪

一週間に一度、もしくは二週間に一度のクラスで
このような実感を持っていただけるのは
セラピストとしては本当に嬉しいことです。

このクラスではヨーガ療法の手法と対人援助職のかたの燃え尽きや共感疲労を防ぐためのGRACEプログラムを組み合わせて行っています。

なによりの土台は自分自身に注意を向ける事。
私たちが常に帰るホームはこの身体です。

こうした意識の向け方は
忙しく流れ過ぎていく日常の流れを
ゆるやかに中断してくれます。

そこで初めて見えてくる思いや行動の色々。

仕事や業務での援助だけでなく、ご家族のお世話にしろ
私たちは何かしらの思いを持って始めたのに
日常の雑務に追われてついつい、その気持ちを忘れてしまいがちです。

まずは自分の身体に帰り、自分の身体に落ち着く。
小さなことだけど、とても大切なことです。


日常生活でも取り入れやすいくするため
普段着での参加をおススメしています。
ヨガマットもいりません(笑)

対人援助職や医療従事者、教育関係の方だけでなく、
ご家族のお世話をされている方にも。

ケアする側に立った時に必要な事は自分自身へのケアです。

詳しくはこちらをご覧ください → ケアする側の人のためのヨーガセラピー

2018年10月29日月曜日

この時間が一番好きです。

こころとつながるヨーガでは、ヨーガの教えのヤーマ・ニヤーマを毎月一つずつ取り合えげて、日常の中でどのように生かすのか、もしくは生かすことができたのか、という事を毎回おこなっています。



最初の約一時間は一ヶ月の振り返りです。

「ずっと言えずにいたのですが…、

私は本当は〇〇がしたいと思っていたんです。

振り返ってみたらやっぱり〇〇がいつも心に引っかかっていることに気づきました。」


「少しずつですが、

会社での人間関係などの対応の仕方が変わってきたように思います。」


「忙しくてできなかったんですが…

でも忙しさの中でも優先順位をつけられた気がします」


「こういう視点は目からうろこでした」

などなど、皆さんが一ヶ月の間に感じた色々をお話してもらっています。

私はこの時間が一番好きです。

職場やご家族とのやり取りの中で
自分が変わったことに気づいたお話であったり。

特にないんですが…と言いながらも、
自分の話をしながら気づいたり。

今まで言えなかった思いを口にして、
晴れ晴れした表情に変わったり。

他の参加者の方の話を聴きながら、
あっ私もだ!と自分の変化に気づいたり。

皆さんの表情がどんどん変化していく
この時間は私自身もワクワクする時間です。

そして、本当にこの時間が一番大切。

ヨーガの教えはとてもシンプルで、ともするとただの倫理観や道徳観のように綺麗な字ずらが並んでいるだけに思えるかもしれません。

でも実際は全く違います。
これは習慣です。
心の習慣を身につけるということ。

心の習慣は自分を大切にすること。
それは他者や環境を大切にすることにつながります。
そしてそれは自分を大切にすることにつながっていくのです。

この習慣を日常生活に落とし込むことができたら、それらは複雑でしなやかな網の目となって私たち自身を助けるセーフティーネットとして機能し始めます。

こころのヨーガ始めてみませんか?

次回は11/23(金・祝)です。
詳しくはこちらをご覧ください → こころとつながるヨーガ







2018年10月28日日曜日

モヤモヤが明確になり、進んでいく道や方向が見えてきて安心できました。

プライベートセッションをはじめて受けてくださった、クライアントのIさま。



初回セッションのカウンセリングを受けられたあと、


「自分が思っていたモヤモヤが何だったのか見えてきたかも…。

なんかできそうな気がします。

自分ができそうなことや方向性が見えてきて安心しました。」

私たちの悩みや問題は繰り返してしまうパターンがあります。
多くの場合、そのパターンに気づきにくく、
次第に本当の問題が何か分からなくなってしまいます。

また同時に、その問題や悩みの解決につながるきっかけは
あなたの身近なところにあります。

プライベートセッションで行っているホリスティックコミュニケーションのカウンセリングは、問題を整理しながらも、あなたが「できていること」「できそうなこと」をさぐりながら、その可能性を広げ解決のきっかけを見つけ出していきます。

生きづらさや、苦しさを感じて何とかしたい。

でも、
どうしたらよいのか、何をすればよいのか、
本を読んだり、知識を増やしても空回りしてしまう。

でも、心の視点を変えて見ることで、
ゆるゆると絡まりがほどけていく。

あっできそう。
私やれいてる。

大丈夫かもしれない。

こうした体験は、とても良いものです。

私たちには道があることを確信できるから。
その道は、他のどこでもなく自分の近くにあるということ。
そして、じつはその道を少しずつだったけど歩んできたことに気づくから。

そんな心の変化だけで、
体調も変わり、呼吸も変わっていきます。
目線が上がり、微笑みが生まれます。

クライアントのIさんは、今回のカウンセリングをもとに行う、
次回のヨーガとマインドフルネスのご予約をされて、帰っていかれました。

「やれることを、無理せず試してみます。次のヨーガが楽しみです。」


私も楽しみです(^^)
心の反応癖は癖なので習慣です。

週間は身体を使ってアプローチすることで
格段に気づきやすく変化を促してくれます。

心と身体は同じ。
心と身体の繋がりを取り戻すことが、
見失っている自分と自分の周囲の繋がりを見つけ出す第一歩です。

小さな繋がりかもしれませんが、
この繋がりが大きなきっかけとなっていくのです。

あなたが感じている悩みや、生きづらさ。
心身の不調。
それを解決する力はあなたの中にあります。

心の治癒力、身体の治癒力を上手に引き出し、
あなたが描く幸せのために、
一歩踏み出してみませんか?

詳細はこちらをご覧ください → プライベートセッション

2018年10月26日金曜日

日帰り弾丸高野山。

昨日は調べたいことがあったので日帰りで大学に行ってきました。

5時間移動 → 5時間滞在 → 5時間移動。
ザックリこんな感じです(笑)

昨日はすご~く天気も良く、青空に根本大塔の赤がひときは際立っていました。



紅葉も始まっていて平日とはいえ観光客の方もたくさんいらしていました。


とはいえ、ここは標高約800m。
15時を過ぎたあたりから、確実に冷えてきました(笑)
寒いのではなく冷たくなっていく感じが、まさに山の冷えかた。
それなりにストールやら薄手のコートやらを持ってきていましたが、図書館でじっとしていると冷える、冷える…。
次行くときは、ガッツリ冬装備で行こうと思います。

しかし、大学の図書館の書庫は本当に宝の山。
何度入ってもテンションが上がります。昨日は前もって確認したい資料を調べておいたのでスムーズ過ぎるほどスムーズに調べ物が進み、なんだか満足度もいつにもまして高い感じです。

この資料をもとに、ボチボチと修士論文に向けて頑張ろうと思います。あぁ先は長い!!(いや短い!!)

2018年10月22日月曜日

焼き焼き焼き芋♡

昨日は稲刈り!!
の予定でしたが、アレやコレやと準備に手間取り…←草刈りなんだけど…。
とりあえず、来週に延期!
来週はすぐに取り掛かれるはずです。
とにかく来週で何としてでも終わらせないとホントにヤバいのです。

準備に手間取りながらもしっかり、焼き芋&焼きジャガが作ってまして😀
こういう楽しみがないとね!


ジャガイモは美味しすぎて撮影忘れました…。
蒸したのとは違って、水分がいい具合に抜け、味も濃くなり、さらに焼いた藁の香りもついて、本当に何もつけなくても美味しい。

すごくシンプルなんだけど、余すことなくいただいている感じがして、なんだか贅沢な気分になります。

来週はバナナとリンゴも焼いてみます♪
あっ、もちろん稲も刈ります!!

美味しい季節になりました💛

2018年10月18日木曜日

自然の力

今、私たちの畑では次の春に向けて、土地改良を進めています。


もともと、農薬などは使わず依然飼っていた牛の牛糞などをつかって循環農法を軸に自然栽培をしているのですが、色々と難題が浮上しています。

最大の問題がマンパワー不足&広大な土地。
私たち雑草ちゃんたちのパワーにすっかり負けています。もちろん、この草のおかげで助かる面は多々あるのですが、バランスの問題。そして、なにより、山を切り開いて畑にしているので、土地はほっておくと山に戻ろうするのです。

ということで、私たちの状況とこれからの農ある生活を考えて、作業等を見直すことにしました。もちろん、先々はその時の状況に合わせて変更することになると思いますが、以下3つを軸にこの秋冬は次の春に向けて作業をしています。

*自然農法は変えないが、最小限の能力で土地を、維持・良い状態にするためにマルチを利用する(当面5年間)
*水稲→陸稲へ。自給分なので、味は多少落ちても手間を減らす方を優先
*なるべく機械(トラクターなど)から手で作業できるようにゆっくり移行させる

改めて土や生き物、風や水と向き合ってみると、本当に人間の力って微力。逆に言えば私たちがそんなにシャカリキになる必要もないんだけど、塩梅がね(笑)自然のリズムに合わせて、ゆっくり進めていこうと思います。

なので、メンバー絶賛募集中!!!
とっても不便だけど自然豊かな日吉で、街と山を行ったり来たりしながら、農ある生活を取り入れてみたい変わり者のあなた!!同じ変わり者の私たちがお待ちしております~♪一緒に農ある生活を楽しみましょう~!!

詳しくはこちらから → 百姓学校ホームページ


2018年10月16日火曜日

どんな方がプライベートセッションを利用されるの?

プライベートセッションはどんな方が受けているの?という質問を頂きました。プライベートセッションについては特に細かいことを載せられないので、ザックリですが、少しだけ。

多い順に
*子育てがひと段落されたお母さん
*アラフォー世代の働く女性
*個人で事業をされている方
*心身症の症状でお悩みの方(鬱、パニック障害、慢性の腰痛、糖尿病、高血圧、婦人科系疾患、甲状腺機能亢進症など)
*その他(ヨーガが知りたかった、瞑想をしてみたかった…etc)

プライベートセッションを始めた頃は、私自身はストレスなどで身体に何らかの症状が出てお困りの方が主になるかなと思っていたのですが、実際はちょっと違っていました。もちろん、いわゆる心身症でお悩みという方のもいらっしゃいますが、なにより一番多かったのは「お母さん」です。

子育て真っ最中というお母さんではなく、一通り子育てを終えたお母さん。様々な事情で子育てで苦労されたお母さん方です。お話を伺っていると、本当に様々な勉強をされ、歯を食いしばって、頑張ってこられたお母さん方です。

その中で上手くいくこともあったし、もちろん上手くいかないこともあったし。自分自身を責めたり、自分自身が変わらなくちゃ!と自分を奮い立たせて頑張ったり。子育てを終えてもまだまだ思いもしない問題が起きながらも、なんとか頑張っているお母さん方です。

子育ての知識や行動も、親としての知識や行動も十分に学ばれ実行されてきたお母さん方です。

でも皆さんが口をそろえておっしゃるのは、自分自身とどう向き合えばいいのか、という本質的な部分です。

もちろん、自分の事は後回しにして、ご家族やお子さんの事に向き合っていたので、気づいたら身体的な不調を抱えてしまったという方もいらっしゃいますが、ほとんどの方が、自分の心との向き合い方、つまり心の使い方の必要性を感じられているんだなと思います。

もちろん、これには正解はありません。それぞれの環境や状況などによって全くゴールは違ってきます。それに、ゴールしてもやはり次の問題が出てくるものです。しかし、ご自身で自分の方法を見つけれられることで、ご自身で乗り越えていく、もしくは解決していく力が引き出されていくのです。

これは他の理由の方も同じです。仕事が好きなのに、仕事がストレスになってしまっている方や、仕事上の人間関係で苦しんでいたり、プレッシャーで押しつぶされそうになっていたり、個々のケースは違いますが、多くの方が「心の使い方」を求めていらっしゃります。

共通して皆さん本当に多くの事を学ばれていて、私自身が教えてもらう時もあるくらいです。ただ、その知識が邪魔をして、やればやるほど自分で自分の首を絞めている…そんな感じがします。

どなたでも、身体の健康のために運動や筋トレを取り入れたりしますよね。特にアスリートを目指すわけでもないですが、アスリートがしているトレーニングやケアを取り入れたりしますよね。

心も同じです。心にもトレーニングが必要なんです。
何も悟りや仙人みたいな境地を目指すわけではありません。いってみれば、彼らは心のトップアスリートです。その何千年と蓄積された智慧や技法をほんの少し身につけることで、現代人の私たちが抱える問題には十分対応できるのです。

そして、心をトレーニングする時は必ず身体(行動・行為)が必要になります。身体なしに心のトレーニングは完成しません。お薬のように一発で高い効果ではありませんが、着実に自分のものにされていく中で自然と変化され、それまでとは見えている景色が変わってくるのです。

現在のプライベートセッションでは、カウンセリングとヨーガセラピーに加え、共感疲労や燃え尽き症候群などにも対応できるGRACEプログラムも取り入れています。色々やってみたけど、いつも同じところをグルグルされている方や、同じような問題を抱えていらっしゃるようであれば、一度、お問合せ頂ければと思います。

**こころの治癒力を引き出すお話会**

どなたでも、いきなりプライベートは不安です。こちらのお話会では私自身の心の視点やセッションでの視点をお話し、実際のカウンセリングを体験もしくはご覧になっていただけます。
詳しくはこちらを → こころの治癒力を引き出すお話会

**プライベートセッション・モニター様募集中**

2018年の9月~12月までモニター様を募集しております。毎回アンケートにお答えいただくことと、3~4週間に1回セッションを受けていただくことなどが条件になります。
4回コースが通常の半額(20,000円)となりますので、この機会にご利用ください。
詳しくはこちらを → プライベートセッション・モニター様募集


グレースサロン・ヨーガサークル

約5年半続けていたグレースサロン・ヨーガサークルが昨日終了しました。皆さま、長い間ありがとうございました♪

皆さんからいただいたお花です。

私だけでなく、おそらく参加者の皆さんがこんなに長く続くとは思ってもいなかったはず(笑)私も当初はどうなるかしら…と思っていました。でも5年。長くてあっという間で、それぞれに色々な変化があった月日でした。

あの頃、私が持っていたヨーガってこういうものという定義はサークルのメンバーの皆さんに見事打ち砕かれ(笑)笑い声と、おしゃべりが絶えないクラス♪

仕事の事、ご家族の事、お友達の事、健康の事、本当に色々なお話をしながらのヨーガのサークルでした。私の知らない世界を沢山教えてもらいました(^^)

なんだか全く終わった気がしませんが、(これからはヨーガではなくお忍びの会に!?)仕事やお子さんの成長等々、5年たつと皆さんの状況も変わり、一旦ここで終了することとなりました。

ときどきは思い出してやってみてくださいね~。

本当にありがとうございました&これからもどうぞよろしくお願いします♪

2018年10月13日土曜日

Away of life(生きる方法)

ヨーガというと美容や身体の健康のための運動と捉えられている方が多いかと思います。ただ、これは正しくて間違っているかなぁなんて思います。間違っているというよりかは足りてないという感じでしょうか?

皆さんがよく目にするヨーガはハタヨーガ(ヨガ)です。身体や呼吸を使うヨーガは流派は色々あれど、すべてハタヨーガになります。だいたい日本でいえば鎌倉時代辺りに確立されたヨーガです。

しかしながらヨーガの歴史はもっと深く、五千年くらいまえに遡っていきます。そしてそれは精神統一法と言えるものです。

特に伝統的なヨーガの中の以下の3つは現代人の私たちに必要な事を教えてくれます。実際、私もこれらのヨーガを行う事で随分と楽に生きられるようになってきました。

*ラージャヨーガ(心理的なヨーガ)*
心とは? 心は何に乱されているのか? そんな心をどうやってコントロールできるのか? というような心のヨーガです。

*ジュニャーナヨーガ(哲学的ヨーガ)*
人生をどう生きていけばよいのか? そのための智慧のヨーガです。

*カルマヨーガ(行為のヨーガ)*
日々の生活をどう生きれば、穏やかに自由で幸せに生きられるかという教えのヨーガ

ヨーガはAway of life(生きる方法)とも言われますが、頷けるところです。
精神を安定させ、自分自身を洞察する生き方です。それは極めて個人的な心の旅であり、一人ひとり違う旅なのです。

心と身体は繋がっていますのでこうした心の安定が図られれば、心の治癒力にスイッチが入り、それはそのまま身体の治癒力にスイッチが入ります。そして、善循環が生まれ、心も身体も健やかになっていくのです。

運動のようにヨーガを行ったり、自律神経など身体の機能だけにフォーカスすることも悪くないですが、その先にもっと面白い世界があるのにな~なんて思う今日この頃です。

2018年10月10日水曜日

自力だけでもなく、他力だけでもなく。

自力だけでもなく、他力だけでもなく。
この事は全ての面において気をつけていることです。

例えば「立つ」ということ。

ヨーガをやっていると(やっていなくてもかな)グラウンディングしてという言葉をよく耳にします。さてグラウンディング。これはなかなか難しいですよね。私も最初の頃、よく分からなかったのもあり、足の指先を広げてグッとマットを踏みしめたり、不自然に背筋を伸ばしてみたりしていました(笑)だってそうしろって言われたんだもん←イイワケ。

でも、これがなかなかね。これがグラウンディングなの?という感じで全く落ちつかない(笑)。

で、ある時、自分で(頭)で試行錯誤するのをやめてみたんです。そしたらね、まぁ身体がグラングラン揺れる揺れる。ちょっと車酔い的な感覚があるくらい。バランス崩して倒れちゃうかも…という不安もよぎりつつ、倒れないという変な自信もあったので、とりあえず身体にまかせて、ぐらんぐらん。何かがとり憑いたのか!というくらいぐらんぐらん。

そしたらね、突然ピタ!って動きが止まったんです。
足指で踏ん張っていなくても足の裏と床は吸い付くようにベチャ(ベチャっていう感覚です)ってついて安定しているし、身体の力は程よく抜けて、程よく緊張があって。重力の働きに抵抗することなく、無理なくすっと、ただ立っているという感じです。だから立っている事に全然疲れない。

あぁこれがグランディングなのかもなぁと思いました。これが本当にグランディングなのかは正直分かりませんが、少なくとも踏ん張って立ったり、姿勢を無理に正したりというのとは雲泥の差です。

重力や空気圧などの様々な要因を無視して自力だけで立とうとしているのではなく、自分以外の様々な働きに寄せながら、自力で立つという感じです。それは自分の頭の思いを少し「ずらす」感じ。

さて、これは何も「立つ」ことだけの話ではありません。
日常のあらゆることで私たちはなんとか自力でやれるように頑張ります。仕事でも人間関係でも育児でも、セルフケアでもなんでも。確かにそれは、とっても大切な事なんですが、もしかするとそれは独りよがりになっているのかもしれません。

一方で何もせず運を天に任せる感じの人もいますが、これもまた独りよがりです。

セラピストや医療従事者の方で、私が何とかしてあげたい!という思いが強い方がいらっしゃいます。もちろん、こうした思いはすごく大切です。とはいえ、ある面ではそれは傲慢ともいえます。

人には治る力があると言いながら、私がなんとかしてあげなきゃ!というのはちょっと矛盾していますよね。治る力があるといいながら、どこかで信じ切れていないのかもしれません。

そうすると、どうしても必要以上に介入してしまうことになります。これは相手のためを思って、もしくは仕事の責任という仮面をつけた自己満足かも…。仕事でも、人間関係でも、私でいえば農作物との関わりでも同じですし、何より自分自身との関わりでも同じです。

私たちは一人で生きているわけではなく、自分と繋がっているすべての事柄に影響され、影響を与えている存在です。結局、自力一辺倒というのは他者を無視している事に繋がってきますし、何より大変!!

自分で気づく事や行うことは大切ですが、それは他者のリソースや働き、思いなどに寄せつつ、自力から少し「ずらす」しながら行うことが大切かなぁと思っています。

自力だけでもなく、他力だけでもなく。
今日も肝に銘じながら過ごしていきます。

2018年10月8日月曜日

ホリスティックコミュニケーション実践セミナー@山科に参加してきました。

この土日はホリスティックコミュニケーション実践セミナーで山科に行っていました。通い始めてから毎月のルーティン。私自身がワークに入る時もありますが、オブザーバーとしてワークを見たり、ちょっとだけご意見を言わせていただいたり、そんな感じで毎回参加しています。




私と黒丸先生のやり取りを見たことがある方はご存知だと思いますが、私と黒丸先生の会話は結構雑です。ときどき、雑過ぎて色んな意味で心配されます(笑)
基本的にはどーでもいい話を(とてもじゃないでが文章には起こせない…)しつづけていますが、時々、マジメな話もしています。実は。

大体が突然はじまり、そして短時間ですが。
昨日もお昼にカレーを食べながら、正確には私の苦手なラッキョウを代わりに食べて…というやり取りのさなか、突如として始まり、正味10分程度。

たった10分ですが、されど10分。

珍しく「心」についての熱くて冷静な話。こういう心の視点もある事を多くの人に知ってもらいたいよね的な。その為には何がどう伝えることが良いのだろうかというような話です。話ながら改めて思ったのは、私が伝えたいことって、ヨーガにしろ、瞑想にしろ、密教にしろ、ホリコミにしろ、農業にしろ、結局、こういうモノの見方・心の使い方や視点もありまっせ!という事だなぁと。

もちろん、そのものの見方や心の使い方・視点を身につけるためには、自然と変化するような仕組みが必要です。その為に、ヨーガのテクニックを使う時もあるし、コミュニケーションというテクニックを使うこともあるということです。それは色々だけど、結局伝えたいことの核にあるのは「モノの見方・心の使い方や視点」のこと。

とはいえ、なかなかこれが難題でしてね(笑)
毎回、試行錯誤の連続です。昨日も、まぁ試行錯誤しようか…といいながら、またいつものどうでもいい話に戻っていきました。

ただですね、原因探しや自分探しに疲れを感じているようであれば、それは方法や視点を変えるタイミングかもしれないということです。もちろん、この視点が全てではないけれど、ベクトルをいつもと全く違う方向に働かせてみると、心がふわっとほどけて、今まで気づかなかった次の一歩が見えてくるかもしれません。

こころの治癒力を引き出すお話会~ホリスティックコミュニケーションを中心に~
最大5名迄の少人数で行うアットホームな会です

10/10(水)19:00~21:30(名古屋市・千種)
10/20(土)14:00~17:00(名古屋市・大須)




詳細・お問合せ・ご予約はこちら迄 ⇒ こころの治癒力を引き出すお話会




2018年10月4日木曜日

人形供養@大須観音

今日は年に一度、大須観音で開かれる人形供養に行ってきました。


大須観音、ものすご~く久しぶりに足を運びましたが、真言宗のお寺さんだったんですね(笑)いまさら…ですが。こちらは智山派のお寺さんです。ちなみに犬山の成田山も真言宗の智山派。同じ真言宗でも智山派と高野山派では大分趣が違っているので、寄らせていただく時はいつも興味深く読経などを聞いて見ています。


今回は私が生まれた時に購入した日本人形を3体ほど供養させていただきました。昔は髪の毛が伸びるんじゃないかとビビってましたが(笑)こうして手元から離れると、ちょっと寂しいもんですね。

今回は父が久しぶりに大須に行きたいと言ったので、あちこち寄りながら通常1時間くらいで行ける道のりを2時間くらいかかって到着。

昔と変わらずあるお店もあれば、町全体がガラッと変わってしまった場所もあるようで、色々と昔話を聞きながらの道中でした。若い頃は大須周辺に住んでいたようで、父が初めて酒を呑んだお店も健在でした!!←テンション上がってました(笑)

他にも、ある道路はそれまでは砂利道だったところが、皇室の方がいらっしゃることになり慌てて造成された道だとか。名古屋の街を走っていた市電の話とか。もう半世紀近く前の話です。

あ、あと大須の演芸場がすごく賑わっていました。約10年前、東京から戻って久しぶりに落語を!と思って演芸場に行ったときは、まぁまぁまぁ(笑)さびれていまして。劇場入ったら、観客は私入れて二人。トイレに行こうと立ったら、演者の人にどこいくの?と言われた思い出があります。

また、大須演芸場にも行ってみようかなぁ。


2018年10月3日水曜日

天気が悪いと膝が痛い(?)

気象病という言葉をご存知ですか?

例えば天気が悪いと膝が痛いとか低気圧が近づくと頭痛がするといったものです。もちろん、軽い症状の人から、重い症状の人まで様々ですが、とにかく、天気の悪さや低気圧などと共に起こる症状です。

もちろん、実際何かしら症状が起きているので何とか改善、もしくは緩和する対策が必要です。薬を使う方もいればアロマを使ったりお灸だったり、今はスマホのアプリでも頭痛危険日を教えてくれるものもあります。

今日ご紹介するのは、ちょっと別の視点からのアプローチです。

私たちは溢れんばかりの情報から天気が悪い、もしくは低気圧が近づくと調子が悪くなる人がいることを知っています。もしかしたら、近くにそういう人がいたかもしれません。

そして、実際に自分がそうした症状が出ると、やっぱり!となって、天気の悪さと症状の結びつきはどんどん強固なものになっていきます。ちなみにこれは心の働きです。つまり、天気が悪いと膝が痛むという頭(思考)での判断(思い込み)です。

そうすると、その事が意識的にせよ無意識的にせよ気になる。気になると痛い。痛いから気になる。気になるから痛い…という悪循環に入っていきます。スマホのアプリで教えてくれるのも数日前から低気圧を気にするのですから、自分ではそれほど…とおもっていても、無意識下において、もの凄い意識が集中します。

つまり、実際に現象として「痛み」加えて、「痛い(のは嫌)」という思いも同時に、それもかなり強く働いているのです。実はこの「痛い」という思いはなかなか手ごわいやつで、起きているその痛みのかなりの割合を「思い」が占めいているのです。

長くなりましたが、ここからです(笑)
このような症状の人の話を丁寧に聞いていると

①雨が降ると痛い
②雨が降っても痛くない
③晴れてる日でも痛い
④晴れていて痛くない

の4つのパターンが出てきます。もちろん、頻度も程度も劣るかもしれませんが、雨だから痛いわけでは無かったりするのです。ところが、人間の頭というのはこうだと思ってしまうと、その他をないがしろにしてしまう。それは良きにしろ悪しきにしろです。

多くの人はこの「①雨が降ると痛い」が頭を占めているので、その事だけ強調されて残ります。そして薬やアロマ、もしクはアプリなどそれぞれの方法を使って痛みを取る事をします。現象として確かに起きている「痛み」は取れるかもしれませんが、大半を占める「痛い」という思いという点からすると「逃れるための対処」という事になってしまいます。悲しいかな、逃げよう、逃げようとすると追ってくる…のです。

その時は一時的に収まるかもしれませんが、天気が悪いのも、低気圧が通過するのも日常的な事ですのでこれでは、いたちごっことなってしまうのです。

では、どうするのか?
着目する点は、「②雨が降っても痛くない」という日です。雨が降っているにも関わらず、完全に痛くないもしくは、多少なりとも痛みが和らいでいる日。どんな事をしたのか、もしくはどんな事をして過ごしていたのか。

ここに、一人ひとりの解決ポイントの可能性があります。例えば、それは前日にゆっくりお風呂に入ったという事かもしれないですし、友達とお茶をしてたという事かもしれません。決して大きいことではない「何か」、そして、もしかすると「痛み」とは直接関係の内容に思えることかもしれませんが必ずあります。

思い当たる事があれば、それをすればいいのです。上手くいくことは続ければいい。

私たちは自分自身もそうですが、自分以外の全ての環境とも繋がって、お互いに影響を与えながら、そして相互に依存しながら生きています。自分自身だけの繋がりだけではなく、そうした自分とつながっているすべての環境を視野に眺めていると、思いもしない方法が見つかったりするものです。

そんな小さなきっかけが、次の変化を生みだします。そうすることで心の治癒力にスイッチが入り、身体の治癒力にも良い影響を与えていくのです。




2018年10月2日火曜日

自分自身から自分自身が盗む。

なんてわかりにくいタイトル(笑)
先週の金曜日は、こころとつながるヨーガの日でした。9月のテーマはアスティヤ「盗まない」でした。


なぜか(?)私も含め、参加者のかたもグッタリするテーマ(笑)
これ、ちゃんと向き合うと本当にグッタリしちゃうんです。

盗まないって当たり前じゃんとお思いですか?
そんなことありません。

もちろん、人様からものを盗むのはしないでしょうが、盗まないというのはそんな単純な事ではないのです。

例えば、友達が楽しい予定の話をしている時、私の時は…と言って自分の話で会話を盗んでいませんか?待ち合わせに遅れるのも、相手の時間を盗むことになります。
このように見ていくと、私たちは知らず知らずのうちに、他人から、未来から、環境から様々な物を盗んでいるのです。

特に気づかず盗んでいるのが自分自身から。

例えば、他人や属している組織からの要求や期待に応えることばかりを優先しているとすれば、自分の内なる情熱を盗んでいる事になります。また、過去にはあったのに今はないものや、将来ないかもしれないものに囚われ、目の前に十分にあるものに目を向けないことも自分自身からの盗みです。

自分自身で自分自身を盗むという事は、自分自身を傷つけ、可能性や希望、生きる力を自分で盗んでいる事と同じです。

なぜ、そんな事が起こるのかと言えば、私たちの意識が自分以外に向きっぱなしだからです。今は情報が溢れる社会です。それに溺れないように必死にくらいつくことで、結果溺れてしまうという悪循環。

それを防ぐためにも、一度立ち止まる事が大切です。立ち止まり、自分自身に追いつく時間が必要なのです。それは何もたくさんの時間や労力を必要とはしているわけではありません。信号待ちをしている時に1から10まで数を数えることに集中してみてください。

盗み続けるスピードは自分で自分の首をグイグイ締め付ける力となっていきます。まずはスマホを少しの間しまって、目を閉じてゆっくり数を数えてみてください。立ち止まった時に見える景色は、少し違う景色に見えるかもしれません。