私自身がヨーガに教えてらった一番の事が「自分との上手な関わり方」だと思います。
身体との関わり方はもちろんの事、心や思考、霊性への関わり方、つまり「在り方」についてです。この学びは今もですし、これからも続きます。とりあえず、この時点までで私自身が経験したことを踏まえて開催しているのが「こころとつながるヨーガ」です。
根幹は変わりませんが、形式や取り扱う内容など、これまでも色々と変化をしているクラスですが、今後も間違いなく進化という名の変化をします♪
ヨーガは生き方や在り方という事にたいして非常に洗練した実践的システムという側面を持っています。身体に気づくことは勿論ですが、自分の感情や思考にも気づくことができるように体系づけられています。
その拠り所になるのが、ヤーマ・ニヤーマという10の教えです。この教えをもとに、今の自分の位置を確認する地図となります。地図を歩く場所は日常です。私自身もこの教えをより所に、少しずつ進んできました。
生きにくさを作り出しているのは自分…確かにそうなんですが、じゃぁどうすればいいの?という時にこの基本的な10の教えは非常に役に立ちますし、何度も助けてもらいました。
なので、この一年はこのヤーマ・ニヤーマを取り上げてみようと思います。これは私にとっては結構チャレンジングな事です!結構ドキドキです。
哲学的な思索を深めるのではなく、どうやってこの教えを日常で活かすのか、どんな場面で活かせるのかという事が目的です。そして、今回のテーマは「アヒムサー(非暴力)。
一番大切で、一番の土台。そして私の緊張も(いい意味でね)時間を追うごとに増す!!(笑)
ということで、本日19:00~開催します。ヨーガが初めての方でも全く問題ありません。ご興味がある方はご連絡くださいませ。一緒に自分との上手な関わり方を見つけていきましょう。
お問合せ・詳細 ⇒ http://yoganicca.com/tsunagaruws
2018年7月27日金曜日
2018年7月26日木曜日
草を刈るの巻。
先日、久しぶりに畑に行ってきました。基本は日曜日に行っているのですが、ずっと研修等が続いていて行けずにいたのですが、こんなに雨が降っていなくても、雑草達は元気でした(笑)
ということで、毎年のごとくこの時期は草刈りです(笑)
刈って、刈って、刈りまくる!
とはいえ、あるころから10~15cmくらいは草の丈を残すように気をつけながら刈るようになりました。最初は、どうせ1週間もすれば伸びるしなぁと思ったことから始まったのですが(←すぐ手を抜きたがる)、どうもその方が全体として調子が良いような感じがしているのです。
10~15cmくらいの丈を残しておくことが畑の中の多様性を保つのに非常にいい具合なんだと思います。(そして草刈りも楽♪)
例えば田んぼ。
稲の下に水草が生えています。この水草のおかげで田んぼの水温が上がらずにすみます。さらに、その下では様々な生き物が暮らしています。決して上手な田んぼではないのですが、私はこの感じが気に入っています。
例えば田んぼ。
稲の下に水草が生えています。この水草のおかげで田んぼの水温が上がらずにすみます。さらに、その下では様々な生き物が暮らしています。決して上手な田んぼではないのですが、私はこの感じが気に入っています。
とはいえ、カボチャは救出が必要なようです!
網のところがカボチャゾーン(笑)がんばれカボチャ!!
小さい芽を含め、10個くらいできていたように思います。こんな過酷な環境で生き残っているので、美味しいカボチャになると思います。草を刈りながら、美味しくなれよぉぉと念を送り続けておきました。
去年は雨が多く日照不足。今年はカンカン照りで雨が少ない夏ですが、そんな周りの環境に関係なく、植物や動物、虫たちは「生きる」という方向にずっと働き続けています。その力って凄いなぁと思いつつ、すぐにバテバテの40代です。
今週末は台風が来るようですが、災害になるような雨ではなく、土にしっとり潤いがもたらされる雨希望です。自然さん、よろしく!
2018年7月20日金曜日
セラピスト・ボディワーカーに必要なコミュニケーション。
セラピストやボディーワーカ―と言われる人は自分の専門技術や専門知識の向上に余念がありません。もの凄いスピード感で進む技術についていくため、クライアントさんの症状の緩和や改善のために、技術や知識を磨くことは非常に大切な事です。
ただし、知識や技術が向上したから、それがそのまま施術の効果に反映されるかと言えば違うと言わざるを得ません。実際、それほど向上に力を注いでいなくても、いつも施術の成果を出されているセラピストの方もいます。
これはどういうことなのでしょうか?
自分の技術や知識を磨くことを大なり小なりすることは大前提ですが、それにもましてセラピストに求められるのが、クライアントさんとの“かかわり方”です。
それはセラピストが醸しだす雰囲気もありますし、香りや環境などの場の力もあると思います。でも実はそれ以上に大切な事が “ことば” です。しかし多くの場合、“ことば” をないがしろにしがちです。
それは私たちが日本人で、当たり前に日本語が話せるからということもありますし、誘導的になるのを恐れて “ことば” を使いたがらないという側面もあります。
例えば、セラピーの場面ではよく “寄り添い” という言葉が使われます。ほほ笑みを浮かべてうなずいているだけの人も見受けられますが、果たしてこれが寄り添いなのか? と疑問を持つ場面が多々あります。
本人の語りを聞く事は非常に大切です。話すことで気づくこともあります。ただし、本人が何が問題なのかに気づいていない事の方が圧倒的に多いことを忘れてはいけません。話しながら堂々巡りを繰り返し、悪循環を断ち切れずに深みに入っていく場合も多いのです。厄介なのはセラピスト自身も一緒に深みに巻き込まれてしまい、そこから上がれなくなる人もいます。
どこかのタイミングでセラピストが適切な “ことば” を投げかけていれば、このパターンは防げた可能性は大いにあります。
または、上手に言葉を使えてないパターンとしては、クライアントの語りを受け、その原因に対して直接的にアプローチをかけようとするパターンです。しかし、先に書いたように多くの場合、何が問題なのか気づいていないため、全く整理されていない時点で原因にアプローチをしようとしても、やはり堂々巡りに落ちいってしまうのです。
他には、強烈にポジティブな事を発信し続けてしまうというパターンもよく見受けられます。特に自信のあるセラピストや、ある種のカリスマ性のあるセラピストにありがちな事です。薬を止めるように指示したり、症状=悪!症状が無くなる=善!という勢いで押し通すような感じです。
もちろん、辛い・不快な症状を改善したいと思うのは当然ですし、その為に施術を受けにきているわけですから、それは重要なことです。しかし、人間の心はそんなに合理的ではないという事もまた事実です。そうなってくると、その人の心のスピードを無視して肉体的な症状だけ改善させていくことが果たして最善策なのかは疑問が残ります。
心の治癒力と身体の治癒力は両輪です。
身体の治癒力を引き出すのと同時に上手に心の治癒力を引き出す、そんな関わり方をセラピストはもっと意識してもいいはずです。
そして、そうした関わり方はクライアントさんのためだけではなく、セラピスト自身を疲弊や怒りから守ってくれる手段となります。
今、クラアントさんとのコミュニケーションで困っているのであれば、今がその時かもしれません。セラピーの場面で必要なコミュニケーションは友達の相談にのっている時のそれとは全く違うのです。一度、クライアントさんとのコミュニケーション法を見直してみませんか?
*ホリスティックコミュニケーション認定カウンセラーによるワークショップのご案内*
ホリスティック医学協会副会長で、現彦根市立病院緩和ケア部長の黒丸尊治先生が提唱されているコミュニケーション法に触れてみませんか?黒丸先生が心療内科医時代、薬をそれほど使わずコミュニケーションで治療をされていた経験から構築されたコミュニケーション法です。ベースになっているのはブリーフセラピー(短期療法)ですが、そのままでは日本人には向かない点もあり、臨床現場に即して作り上げられたものです。
ワークショップでは傾聴力、反応力、質問力、まとめ力という4つの項目について基本をお伝えしていきます。
直近では、
8/4(土)大阪
8/25(土)名古屋(14:30~18:00)
で開催予定です。
詳細は後日UPの予定ですが、お問合せは随時受け付けておりますので、お気軽にお問合せ下さいませ。
問い合わせ先 → http://yoganicca.com/mail
ただし、知識や技術が向上したから、それがそのまま施術の効果に反映されるかと言えば違うと言わざるを得ません。実際、それほど向上に力を注いでいなくても、いつも施術の成果を出されているセラピストの方もいます。
これはどういうことなのでしょうか?
自分の技術や知識を磨くことを大なり小なりすることは大前提ですが、それにもましてセラピストに求められるのが、クライアントさんとの“かかわり方”です。
それはセラピストが醸しだす雰囲気もありますし、香りや環境などの場の力もあると思います。でも実はそれ以上に大切な事が “ことば” です。しかし多くの場合、“ことば” をないがしろにしがちです。
それは私たちが日本人で、当たり前に日本語が話せるからということもありますし、誘導的になるのを恐れて “ことば” を使いたがらないという側面もあります。
例えば、セラピーの場面ではよく “寄り添い” という言葉が使われます。ほほ笑みを浮かべてうなずいているだけの人も見受けられますが、果たしてこれが寄り添いなのか? と疑問を持つ場面が多々あります。
本人の語りを聞く事は非常に大切です。話すことで気づくこともあります。ただし、本人が何が問題なのかに気づいていない事の方が圧倒的に多いことを忘れてはいけません。話しながら堂々巡りを繰り返し、悪循環を断ち切れずに深みに入っていく場合も多いのです。厄介なのはセラピスト自身も一緒に深みに巻き込まれてしまい、そこから上がれなくなる人もいます。
どこかのタイミングでセラピストが適切な “ことば” を投げかけていれば、このパターンは防げた可能性は大いにあります。
または、上手に言葉を使えてないパターンとしては、クライアントの語りを受け、その原因に対して直接的にアプローチをかけようとするパターンです。しかし、先に書いたように多くの場合、何が問題なのか気づいていないため、全く整理されていない時点で原因にアプローチをしようとしても、やはり堂々巡りに落ちいってしまうのです。
他には、強烈にポジティブな事を発信し続けてしまうというパターンもよく見受けられます。特に自信のあるセラピストや、ある種のカリスマ性のあるセラピストにありがちな事です。薬を止めるように指示したり、症状=悪!症状が無くなる=善!という勢いで押し通すような感じです。
もちろん、辛い・不快な症状を改善したいと思うのは当然ですし、その為に施術を受けにきているわけですから、それは重要なことです。しかし、人間の心はそんなに合理的ではないという事もまた事実です。そうなってくると、その人の心のスピードを無視して肉体的な症状だけ改善させていくことが果たして最善策なのかは疑問が残ります。
心の治癒力と身体の治癒力は両輪です。
身体の治癒力を引き出すのと同時に上手に心の治癒力を引き出す、そんな関わり方をセラピストはもっと意識してもいいはずです。
そして、そうした関わり方はクライアントさんのためだけではなく、セラピスト自身を疲弊や怒りから守ってくれる手段となります。
今、クラアントさんとのコミュニケーションで困っているのであれば、今がその時かもしれません。セラピーの場面で必要なコミュニケーションは友達の相談にのっている時のそれとは全く違うのです。一度、クライアントさんとのコミュニケーション法を見直してみませんか?
*ホリスティックコミュニケーション認定カウンセラーによるワークショップのご案内*
ホリスティック医学協会副会長で、現彦根市立病院緩和ケア部長の黒丸尊治先生が提唱されているコミュニケーション法に触れてみませんか?黒丸先生が心療内科医時代、薬をそれほど使わずコミュニケーションで治療をされていた経験から構築されたコミュニケーション法です。ベースになっているのはブリーフセラピー(短期療法)ですが、そのままでは日本人には向かない点もあり、臨床現場に即して作り上げられたものです。
ワークショップでは傾聴力、反応力、質問力、まとめ力という4つの項目について基本をお伝えしていきます。
直近では、
8/4(土)大阪
8/25(土)名古屋(14:30~18:00)
で開催予定です。
詳細は後日UPの予定ですが、お問合せは随時受け付けておりますので、お気軽にお問合せ下さいませ。
問い合わせ先 → http://yoganicca.com/mail
2018年7月18日水曜日
人生のターニングポイント。
暑いですね~。
とりあえず、酢でしのごうとしている今日この頃です(笑)
皆さまも体調にはご自愛くださいませ。
さて、この連休はある場所でずっと瞑想していました。スマホからも離れ、沈黙を守る環境で瞑想ができたことは本当に豊かな時間だったと思います。
特に今回は瞑想という点だけではなく、人生のターニングポイントになるだろうというくらい、人との出会い、学び、すべてにおいて、まさに魂が揺さぶられるという時間を過ごしました。
最近では瞑想のテクニックだけが、自己実現や心身の健康や治療の一環として一人走りしています。それはそれで、助かる人もいるのだから問題ないと思いつつも、どこか違和感がぬぐえない日々を過ごしていました。
今回、講話とそれに対する実践の繰り返しの中で、もっともっと大きな方向性の中で瞑想を行うことができたのは私にとって大きな大きな糧になったと思います。
一つひとつの具体的なことは、その一つひとつがとても大切な事で、もうしばらく自分の中でかみしめたいので今回は書けませんが、いつか必ずこの経験が役立つという事を信じて、今日も一歩、一歩進んでいきます。
とりあえず、酢でしのごうとしている今日この頃です(笑)
皆さまも体調にはご自愛くださいませ。
さて、この連休はある場所でずっと瞑想していました。スマホからも離れ、沈黙を守る環境で瞑想ができたことは本当に豊かな時間だったと思います。
特に今回は瞑想という点だけではなく、人生のターニングポイントになるだろうというくらい、人との出会い、学び、すべてにおいて、まさに魂が揺さぶられるという時間を過ごしました。
最近では瞑想のテクニックだけが、自己実現や心身の健康や治療の一環として一人走りしています。それはそれで、助かる人もいるのだから問題ないと思いつつも、どこか違和感がぬぐえない日々を過ごしていました。
今回、講話とそれに対する実践の繰り返しの中で、もっともっと大きな方向性の中で瞑想を行うことができたのは私にとって大きな大きな糧になったと思います。
一つひとつの具体的なことは、その一つひとつがとても大切な事で、もうしばらく自分の中でかみしめたいので今回は書けませんが、いつか必ずこの経験が役立つという事を信じて、今日も一歩、一歩進んでいきます。
2018年7月12日木曜日
読書朝食会 夏!2018のお知らせ。
読書朝食会 夏!2018のお知らせです。
季節ごとに、しかも完全に私の都合で開催している読書朝食会。
8/25(土)に開催します。
7/12(木)7時現在で残り3名となっています。
この読書会は、朝食を食べながら、今まで読んだ本の中で(もちろん今読んでいる本もOK!)おススメの一冊を持ち寄って紹介しあうという会です。
ですので、何かを学び取ろう!とかそういうのはありません。もちろん、自分で話すことで改めて気づいたり、人の話を聞いて気づいたりという事はありますが、何かを目指して…という感じの読書会ではありません。ので意識の高い人にはちょっと不満足感が残るかも…。
課題図書もありません。
なんでもOKです。過去には漫画、絵本、雑誌、写真集、専門書、論文…あらゆる読み物が紹介されています。
「本」をキーワードにつながる言葉や人。そんな感じが好きです。
<募集内容>
・日時:8/25(土)8:00~10:00(次の予定などでの途中退席可)
・会場:マカロニ(名駅のカフェ)
・参加料:ご自身で注文した飲食代
・持ち物:本
FaceBookのイベントページをご覧になれる方は、そちらから参加ボタンを押してください。ご覧になれない方は下記へご連絡ください。
info★yoganicca.com (★を@に変更してください)
*件名に読書会参加希望を、あと氏名をご連絡ください。
皆様のご参加お待ちしております♪
2018年7月11日水曜日
ケアする側の人が陥りやすい3つのこと。
ご家族の介護や看病、もしくは精神的な支援、または職業柄さまざまな形で支援に関わっている方が、陥りやすい3つの事柄があります。
これら3つに共通することは、ケアする人の思いやりやなど心を上手に使えていないということです。思いはあるのに、上手にコントロールできないがために自分自身が傷ついてしまうというのは、ちょっと(かなり)もったいないことです。
なぜなら、ケアの質はケアする側の心身の健康にかかっているから。これはとっても重大な事です。
しかしケアに従事する人は忙しい。ついつい自分の事はそっちのけになってしまいます。
だからこそ、ケアする側の健康を「守る」という視点から、心身の健康を「育む」という視点に切り替えることが重要です。
必要なことは心の筋トレです。心にも筋トレって必要なんですよ。例えば「思いやり」一つとっても、一人ひとりが持ち合わせている心理的な特質という側面もありますが、私たちの心は何もないところで作動するわけではありませんよね。内容は色々ですが、人や環境、様々な事柄や出来事に触れて、初めて作動しだすものです。
つまり心って関係性の中で現れるプロセスなのです。
このプロセスを「育む」という事です。
では、そんなことがでるんでしょうか?
答えはYES!です。
ただし、残念ながら心理分析などではそれはできません。何故なら心は関係性の中で現れるプロセスであり、動的なものだからです。
だからこそ、身体を使います。←なので身体の健康にもつながります。
環境も使います。言葉も使います。もちろん心も使います。他のどこでもない、あなたの目の前に繰り広げられている、そのケアの場面こそが「育む」舞台となります。
その為にはちょっとした練習が必要です。その練習が育む実践になります。その実践がケアする側の心身の健康を育みます。その育みがケアが必要な人だけでなく、ケアをする側にとっても実り多きものになる善循環を生み出します。
ケアする側の心身の健康について、ちょっと真剣に取り組んでみませんか?
**ケアする側の人のためのヨーガセラピー**
http://yoganicca.com/supportyoga
7月12日(木)13:30~
7月26日(木)13:30~
① 自分より相手を優先してしまう。
目の前に苦しんでいる方がいると、当然のことながら何か手助けや支援をしたいという気持ちが沸いてきます。ましてやそれが両親や自分の子供の場合であればなおさらです。しかし、時にこうした思いやりや優しさ、使命感が自分よりも相手の要求を優先させすぎ、自分自身の身体や心(もしくはそのいずれか)を傷つけてしまい、ケアする側が疲弊してしまう事があります。② 燃え尽きや活力の枯渇
家族のケアであっても、仕事での支援やケアであっても他者を支援したりケアするという事は非常に大きな負担がかかるものです。こうした負担やストレスに気づくことなく日々のケアに追われていると、ある日その負担やストレスの蓄積でバーンアウト状態となってしまいます。③ 代理トラウマ
他者の痛みや苦しみに触れ続けることで、ケアする側に起る機能不全これら3つに共通することは、ケアする人の思いやりやなど心を上手に使えていないということです。思いはあるのに、上手にコントロールできないがために自分自身が傷ついてしまうというのは、ちょっと(かなり)もったいないことです。
なぜなら、ケアの質はケアする側の心身の健康にかかっているから。これはとっても重大な事です。
しかしケアに従事する人は忙しい。ついつい自分の事はそっちのけになってしまいます。
だからこそ、ケアする側の健康を「守る」という視点から、心身の健康を「育む」という視点に切り替えることが重要です。
必要なことは心の筋トレです。心にも筋トレって必要なんですよ。例えば「思いやり」一つとっても、一人ひとりが持ち合わせている心理的な特質という側面もありますが、私たちの心は何もないところで作動するわけではありませんよね。内容は色々ですが、人や環境、様々な事柄や出来事に触れて、初めて作動しだすものです。
つまり心って関係性の中で現れるプロセスなのです。
このプロセスを「育む」という事です。
では、そんなことがでるんでしょうか?
答えはYES!です。
ただし、残念ながら心理分析などではそれはできません。何故なら心は関係性の中で現れるプロセスであり、動的なものだからです。
だからこそ、身体を使います。←なので身体の健康にもつながります。
環境も使います。言葉も使います。もちろん心も使います。他のどこでもない、あなたの目の前に繰り広げられている、そのケアの場面こそが「育む」舞台となります。
その為にはちょっとした練習が必要です。その練習が育む実践になります。その実践がケアする側の心身の健康を育みます。その育みがケアが必要な人だけでなく、ケアをする側にとっても実り多きものになる善循環を生み出します。
ケアする側の心身の健康について、ちょっと真剣に取り組んでみませんか?
**ケアする側の人のためのヨーガセラピー**
http://yoganicca.com/supportyoga
7月12日(木)13:30~
7月26日(木)13:30~
2018年7月9日月曜日
開催報告♪ ヨーガと憲法とわたし
遅くなりましたが、6/30(土)に「YOGAと憲法とわたし」が無事終わりました~。
蒸し暑い中、マニアックな(?)会にご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。また、お忙しい中2種類のスイーツを持ってきてくださった堀江弁護士、ご馳走様でした!!(え~っと、肝心のスイーツ写真は取り忘れ…)
今まで数回、堀江弁護士から憲法のお話をしていただいていますが、回数を重ねるごとに面白くなっています!(色々とツールも増えてます!)
今回は、憲法とヨーガの教えの中のアヒムサー(非暴力)を軸に、憲法でどのように個人の尊重が守られているのか、また自分自身で自分を大切にするとはどういうことなのか…
。そんなことについて考える会でした。
私たちは、幸福を追求することがあまりに当たり前だと思っていますが、国が違えば全く違います。こうしたことが当たり前なのは、憲法で守ってもらっているから。(ちなみに戦前の憲法では内容によっては頭の中で思う事も許されなかった項目もあったようです)
今の日本の憲法では、憲法を守る義務があるのは国会議員、大臣、天皇、摂政、裁判官、公務員です。私たち国民が守るのは法律。実は私たち国民は憲法によって国家権力という大きな力から守られているというわけです。←これ意外と知らない。
憲法については様々な考えや問題もあるのでしょうが、個人の尊重を守ったうえで、公共の福祉という点で他者の尊重を守り調整されてる事が明文化されているというのは、私たちが生きていく上で重要な事だなと改めて思いました。
憲法が私たちを守る国の枠組みだとすれは、ヨーガの教えは自分自身を守る枠組みです。ヨーガには8つの段階があり、その一番最初に来るのがヤーマ(日常で行ってはいけないこと)、二番目がニヤーマ(日常生活で実践した方がいいこと)です。それぞれ5ずつ、計10項目の教えがあり、この教えは時代、宗教、文化を越えて共通のものと言われています。
またこれはその順番も大切です。つまり一番最初の項目が一番大切で重要だということです。8つの段階のいちばん最初がヤーマ、その一番最初の項目が非暴力(アヒムサー)です。
非暴力は身(行動)、口(言葉)、意(思考)のレベルにおいて、自分、他者、自分と他者の間に向けて気をつけるべき事柄です。特に「意」については気をつける必要があります。
非暴力というと、肉体的な痛めつけや、殺人等がすぐに思い浮かびますが、これは目立つ例で実際はもっと小さなレベルでの暴力が現実にはあります。例えば、自分を卑下してしまう言葉を使ってしまったり、身体の声を無視して無理をし続けたり、または自分を追い詰めすぎてしまったり、そういったことも非暴力に反します。
みなさんの日常生活の中でどうでしょう?
大きなことではないのです。ほんの少し自分の行動や言葉、考えに意識を向けることはできます。こうした小さなステップの積み重ねが、結果的に自分を大切にすることに繋がっていきます。
これは単に道徳的な生き方をしましょうと言っているのではありません。なぜなら生きていく中で完璧な非暴力でいることはできないからです。にもかかわらず一番大切な事だと先人たちは教えてくれています。
なぜかといえば、非暴力でいることが、ほんの小さな一歩であろうとその一歩が、自分自身、他者、環境との関係を尊重する土台となるからです。
今回、堀江弁護士が日本の憲法にはまだまだポテンシャルがあるということをおっしゃていました。おそらくそのポテンシャルを引き出せるのは私たち一人ひとりの在り方にかかっているんだろうなぁなんて思います。
わたしも非暴力に反してしまう時はあります。それでも、この非暴力は意識し続けていこうと思っています。みなさんも、まずは自分自身に少し非暴力の目を向けてみませんか?
蒸し暑い中、マニアックな(?)会にご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。また、お忙しい中2種類のスイーツを持ってきてくださった堀江弁護士、ご馳走様でした!!(え~っと、肝心のスイーツ写真は取り忘れ…)
今まで数回、堀江弁護士から憲法のお話をしていただいていますが、回数を重ねるごとに面白くなっています!(色々とツールも増えてます!)
今回は、憲法とヨーガの教えの中のアヒムサー(非暴力)を軸に、憲法でどのように個人の尊重が守られているのか、また自分自身で自分を大切にするとはどういうことなのか…
。そんなことについて考える会でした。
私たちは、幸福を追求することがあまりに当たり前だと思っていますが、国が違えば全く違います。こうしたことが当たり前なのは、憲法で守ってもらっているから。(ちなみに戦前の憲法では内容によっては頭の中で思う事も許されなかった項目もあったようです)
今の日本の憲法では、憲法を守る義務があるのは国会議員、大臣、天皇、摂政、裁判官、公務員です。私たち国民が守るのは法律。実は私たち国民は憲法によって国家権力という大きな力から守られているというわけです。←これ意外と知らない。
憲法については様々な考えや問題もあるのでしょうが、個人の尊重を守ったうえで、公共の福祉という点で他者の尊重を守り調整されてる事が明文化されているというのは、私たちが生きていく上で重要な事だなと改めて思いました。
憲法が私たちを守る国の枠組みだとすれは、ヨーガの教えは自分自身を守る枠組みです。ヨーガには8つの段階があり、その一番最初に来るのがヤーマ(日常で行ってはいけないこと)、二番目がニヤーマ(日常生活で実践した方がいいこと)です。それぞれ5ずつ、計10項目の教えがあり、この教えは時代、宗教、文化を越えて共通のものと言われています。
またこれはその順番も大切です。つまり一番最初の項目が一番大切で重要だということです。8つの段階のいちばん最初がヤーマ、その一番最初の項目が非暴力(アヒムサー)です。
非暴力は身(行動)、口(言葉)、意(思考)のレベルにおいて、自分、他者、自分と他者の間に向けて気をつけるべき事柄です。特に「意」については気をつける必要があります。
非暴力というと、肉体的な痛めつけや、殺人等がすぐに思い浮かびますが、これは目立つ例で実際はもっと小さなレベルでの暴力が現実にはあります。例えば、自分を卑下してしまう言葉を使ってしまったり、身体の声を無視して無理をし続けたり、または自分を追い詰めすぎてしまったり、そういったことも非暴力に反します。
みなさんの日常生活の中でどうでしょう?
大きなことではないのです。ほんの少し自分の行動や言葉、考えに意識を向けることはできます。こうした小さなステップの積み重ねが、結果的に自分を大切にすることに繋がっていきます。
なぜかといえば、非暴力でいることが、ほんの小さな一歩であろうとその一歩が、自分自身、他者、環境との関係を尊重する土台となるからです。
今回、堀江弁護士が日本の憲法にはまだまだポテンシャルがあるということをおっしゃていました。おそらくそのポテンシャルを引き出せるのは私たち一人ひとりの在り方にかかっているんだろうなぁなんて思います。
わたしも非暴力に反してしまう時はあります。それでも、この非暴力は意識し続けていこうと思っています。みなさんも、まずは自分自身に少し非暴力の目を向けてみませんか?
2018年7月2日月曜日
7月のクラススケジュール
今年は一気に夏が来た感じですね。
毎日暑い日が続きますが、体調には気をつけてください。
今後は、ケアする側の人向けのクラスや専門講座を充実させていく方向で進めていく予定です。新しい講座など決まり次第またHPにUPしますが、まずは、現時点で分かっているものから。
ケアする側の人のためのヨーガセラピー
7/12(木)・7/26(木)13:30~14:45
こころとつながるヨーガ
7/27(金)19:00~21:30
仕事帰りのヨーガセラピー
7/10(火)・7/24(火)19:45~21:15
ゆるやかヨーガ
7/10(火)・7/24(火)10:00~11:30
お問合せもお気軽にどうぞ。
皆様にお会いできる日を楽しみにしております。
毎日暑い日が続きますが、体調には気をつけてください。
今後は、ケアする側の人向けのクラスや専門講座を充実させていく方向で進めていく予定です。新しい講座など決まり次第またHPにUPしますが、まずは、現時点で分かっているものから。
ケアする側の人のためのヨーガセラピー
7/12(木)・7/26(木)13:30~14:45
こころとつながるヨーガ
7/27(金)19:00~21:30
仕事帰りのヨーガセラピー
7/10(火)・7/24(火)19:45~21:15
ゆるやかヨーガ
7/10(火)・7/24(火)10:00~11:30
お問合せもお気軽にどうぞ。
皆様にお会いできる日を楽しみにしております。
登録:
投稿 (Atom)