2018年9月26日水曜日

初開催!ホリデーワークショップ@ヨガの杜

9月24日は振り替え休日でお休み。
ということで、通常のケアする側の人のためのヨーガセラピーではなく、ホリデーワークショップということで、まずはベースとなる身体の感覚のこと、呼吸の事についてお話し&ワークをさせていただきました。




今回はまずは導入であり土台となる身体と呼吸について生理学的な部分からアプローチをしていきました。身体の動き一つ、呼吸一つとっても、丁寧に観察していくと本当に色々な事を教えてくれます。

こうした気づき一つひとつは、もちろん肉体そのものにも大きな影響を及ぼしますが、それは肉体だけにはとどまりません。同時にこころの事であり、そしてスピリチュアルな事に繋がります。

ケアする側のヨーガセラピーではCompassion(慈悲・思いやり)という事が鍵になりますが、一体、慈悲とはなんだろうか? どんな時に慈悲を感じ取っているのだろうか?と考えてみると意外と漠然とした印象になりがちです。

しかし、実は非常に身近なところで私たちは慈悲を体験しています。それが身体と呼吸です。起きている時、寝ている時、私たちの思考がアレやコレやと考えあぐねている時、ともすれば死のうとしているその時でも、身体や呼吸は生きる方向に向かって働いてくれています。

これは本質、もしくは存在そのもからの慈悲の働きといえます。慈悲とは非常にさりげない形で表れてくるものです。だから私たちはいつも見過ごしてしまうのです。身体や呼吸を感じる事は、もちろん生理学的な側面もありますが、実はこうしたスピリチュアリティと関わる最初の一歩となっていくのです。

自分自身との繋がり、自分と他者との繋がり、自分と環境との繋がり。日常の一コマが慈悲の顕れであり、同時に一つの大きなシステムとして働いていることを、頭の理解ではなく腹に落とし体得していくためにも、まずは身体と呼吸を丁寧に観察することが大切になってきます。ぜひ日常の様々な場面で身体と呼吸の観察をしてみてください。

次回は10/8(祝・月)にホリデーワークショップが開催されます。興味があるあるかた、お時間の都合が合うかたは是非ご参加ください。




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