2018年9月18日火曜日

穴のあいたバケツ。

穴のあいたバケツを思い浮かべてみてください。このバケツは全てが同じ規格でできているわけではありません。丈夫なバケツの人もいれば、大きなバケツの人、錆びたバケツの人、小さいバケツの人色々です。

あなたのバケツはどんなバケツでしょう?

バケツからは水が漏れています。
この水は私たちのエネルギーです。もちろん、このエルネギーは肉体的な事だけではなく、精神的なエネルギーも含まれています。

生きているかぎり、エネルギーを使うわけですから、常に漏れています。その漏れた分を補充するように、私たちは食事をしたり、休息をとったり、趣味をして楽しんだり、ケアをしたりしながら補充します。

このバケツの内側にはある位置にラインが引かれています。ここが「枯渇水域」の目安です。ここを越えて枯渇し始めると心身に不調が出始める一つの目安です。もう一つ下にもラインがあります。これは危険ライン。ここを越えたら、何かしら心身に症状が出始めます。

この枯渇水域の線を下回らない限りにおいては、エネルギーは増減を繰り返しながらも回復をしています。そして、簡単に回復は可能です。

しかし、バケツの穴から漏れる水は常に一定ではありません。多くのストレスを感じたりしている時は量が増えてしまいます。またバケツ自体のメンテナンスをしていないと、バケツが脆くなり壊れてしまうかもしれません。また大きなバケツの人だと大丈夫でも、小さなバケツの人には大ダメージの場合があります。

昔は平気だったのに…とか、同じ状況下にいてもある人は平気にしているのに、ある人は疲労困憊…ということありますよね。

さて、今のあなたのバケツの状態はいかがでしょう?

枯渇水域のラインを下まわまらない時は水はスムーズに増減を繰り返しているので特に問題はありませんが、枯渇水域を下回ったり、危険ラインを越えてくると、水をためるのに時間も労力もかかります。と、同時に、バケツ自体が脆く小さくなっていくのです。

まずは水が枯渇水域ラインより下にならないように気をつけることが大切。

同時に、補充する水にも気をつける必要があります。いきなりどーっ!!と大量の水を投入しても、溢れてしまって効率が悪かったり、バケツ自体が弱っている時は、バケツが壊れてしまったり、穴が大きくなってしまったりという事があります。

たとえば、とにかく我慢して、がんばって、ふんばって、歯を食いしばって、で、ハワイに行く!!というパターンのストレス解消。
もちろん、悪くないのですが、これだと、脆くボロボロになった小さなバケツに、一気に大量の水を注ぐことになります。

ですから、補充する水も適量がいいわけです。そして、この適量の水はバケツそのものを強く大きくしてもくれるのです。

多すぎず、少なすぎない適量の水。
例えば、昼食。本当に忙しい時もありますが、毎日ではありません。しかし、忙しい癖がついていると、無自覚にパパっと済ませてしまいます。でも15分で良いのでゆっくり食事をしてみてください。実はこれだけで、バケツの水が適度に補充されます。

15分って一日の1%です。1%くらい自分のために使ったってバチは当たりません。

後は、日中、5分程度、休息する時間をところどころに入れるなどです。5分なんてあっという間ですがこれは結構な効果があります。そんな時間はない!といわれる方も多いですが、本当に忙しい人ほど、ちゃんとそういう時間を取っているものです。

こまめな休息。実はこれが適量の水を補充する一番簡単な方法なのです。




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