日々の疲れを上手に取るためには3つのポイントがあります。この3つのポイントを上手に生活の中に取り込むことで、日常という場面がストレスや疲れを癒す場面へと変わっていきます。
3つのポイント
1. 緊張と弛緩
2. 呼吸
3. 思考のスピードを緩める
1.緊張と弛緩
私たちの身体は無意識のうちに緊張しています。これは心の動きと連動していますが、無意識で行われているので気づくことがほとんどありません。慢性的な緊張状態が続くと、腰痛、肩こり、高血圧、不眠、イライラ、不安感…様々な不快な症状が身体だけではなく心にも生じてきます。
こうした状況を解消するために、「緊張と弛緩」というリズムのあるゆるやかな動きを行う事が有効です。これは筋肉の過緊張を与えることで、緩むという性質を上手につかった方法です。ヨーガではゆっくり一つの動きを行った(緊張)あと、必ず5呼吸程度、身体の感覚を捉える時間(弛緩)を取ります。
ここで得られる「内側からの緩み」はマッサージなど外から他者の刺激によって得る気持ち良さとは別格の心地良さです。
ここで得られる「内側からの緩み」はマッサージなど外から他者の刺激によって得る気持ち良さとは別格の心地良さです。
こうした緊張と弛緩を繰り返すことで、自律神経が整うだけでなく、「緩んでいる」状態を知る事になります。この状態をしることで、「緊張している」状態の自分にも気づくことができるようになり、緊張状態が続く前に、早めに対処できるようになってくるのです。
2.呼吸
ヨーガでは呼吸に動きを連動させていきます。これがポイントです。そすうることで、自然と今の自分にとって心地よい呼吸に変わってきます。言葉でいえば、深くて穏やかな呼吸ですが、深い呼吸をしよう!としてする呼吸とは全く違うものです。
自ずと深くなってくる呼吸が私たちの持っている力を引き出す原動力となります。また、同時に、緊張と弛緩を深めていくのも呼吸なのです。
3.思考のスピードを緩める
「緊張と弛緩」「呼吸」「思考のスピードをゆるめる」という3つのポイントは全て連動して働いています。1~2の作業は身体や呼吸を使いながら、それに伴う様々な感覚に意識を向けていくことになるのですが、これこそがまさに思考のスピードを緩めることになるのです。
私たちの思考は過去に起きたことと、未来の想像との行き来で激しく動き回っています。例えば、日中に起きた出来事だけでなく、それに付随して過去の事を思い出し、それらを踏まえて、次にやらなくちゃいけないことを考え、また過去の出来事に戻る…というループです。
これらは全て頭の中の出来事。
夢の中でも仕事をしてしまう人(過去の私ですが)、寝ても疲れが取れない人というのは、このループを上手に断ち切れていないからなのです。身体や呼吸に伴う感覚をみるという事は、今の自分の状態を知る事だけでなく、今という時間、自分を結びつける作業なのです。
これら1~3は特に道具は必要ありません。こうした練習をとおして覚えてしまえば、自分の身体と呼吸があれば、いつでもどこでも、どんな時でも行えるようになります。
日々の疲れは日々の中で解消!です。
これらは全て頭の中の出来事。
夢の中でも仕事をしてしまう人(過去の私ですが)、寝ても疲れが取れない人というのは、このループを上手に断ち切れていないからなのです。身体や呼吸に伴う感覚をみるという事は、今の自分の状態を知る事だけでなく、今という時間、自分を結びつける作業なのです。
これら1~3は特に道具は必要ありません。こうした練習をとおして覚えてしまえば、自分の身体と呼吸があれば、いつでもどこでも、どんな時でも行えるようになります。
日々の疲れは日々の中で解消!です。
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